夜鷹のカッツェ

後藤カッツェの独り言

Tバック

  私の下着事情の話です。誰かとデートする時はブラショーツ統一したり、誰とも会わない時は綿100%パンツ履いていたりと生活に合ったパンツを履いています。下着をこの頃銭湯でしか披露していないためか、だんだんどうでも良くなっている。上下別でもええやろ、などズボラになっていく自分。こんな調子じゃ好きな人が出来ても着古したパンツでデートしてしまう!!もしホテルに行ってしまったら速攻脱いでやる気満々だと思われてしまう!!ダメだ!!と私は自分の未来を案じました。彼氏は当分出来ないし、友達から三ヶ月はセックスするなよと釘を打たれています。明日彼氏が出来ても三ヶ月後に下着を披露する事になる訳です。

 

まだ時間はある……さてリハビリとして何をしようかと考えた結果がTバックである。先日3着ほど購入した。Tバック履いてる女なんてヤリマンか色ボケババアだけやろという概念を打ち消そうと立ち上がった私である。Tバックを着用して良かった事は彼氏がいないけど陰部のケアを欠かさず行うようになった。はみ出した毛というものは恥ずかしいなと感じるからである。誰かのためじゃなく、自分の美意識のために陰部の髪型を気にするようになった事は進歩である。それにTバックはケツに食い込む。食い込むのである。この食い込む感じのおかげか姿勢が伸びた気がする。私はTバックを履いているんだ……と楽しい。対面する相手は知らないだろうけど、私Tバック履いてるやで?と小悪魔的に微笑む事が出来るからおそらくモテると思う。不敵な笑みの理由はTバックでしょう、きっと。履いてるだけで楽しいからつい微笑んでしまうから印象も明るくなるでしょう。ただTバックを履くだけでこんなに良いことがあるなんて知らなかった。

 

 初めてTバックを履いたのは高2くらいだったでしょうか、3点セットの下着を買ったらTバックが付いてきたのです。当時付き合っていた彼氏に早速見せようとデートの時にピンクのTバックを履いて漫画喫茶へ行きました。今日私Tバック履いてるのと頬を赤らめながら2歳年上の彼に報告した。マジで?見せてと楽しそうにする彼氏にまんぐり返しを要望される私。まんぐり返しされてる時に思い出した事があります。毛の処理して無かったなぁ……とまんぐり返ししながら反省しました。細い布から飛び出る陰毛の渦渦しいことと言ったらないですね、彼氏にもTバック履くなら毛の処理をしろとまんぐり返しした状態で注意を受けました。腰が痛いなと思いながら反省しました。見せるだけ見せて漫画だけ読んでデートが終わりました。そんな彼とは5年付き合いましたが、Tバックを披露したのはその日が最後であります。

 

 

 そんな可愛い失敗あったな……とTバック履く度思い出してほろ苦い思い出に浸ります。はみ毛Tバックはもう2度としないぞ!とTバック履く前日には剃毛しまくる彼氏いない歴1年経過した私でした。彼女をまんぐり返しする際は腰の事を心配してあげてください。あと首も痛いです。