夜鷹のカッツェ

後藤カッツェの独り言

惚れた異性の行動コレクション4

  高校2年生の頃、2歳上の恋人ができた。学園祭で知り合ってカラオケで告白されてから交際、有頂天になって慣れないヒールを履いたりとお洒落に努めていた後藤カッツェ。冬だった気がする、ニーハイが好きだという彼とのデートのために109ブランドのニーハイブーツを買った。普段ヒールが無い靴を好んで履く私(昔変な男に追い回されたので、走れる靴じゃないと不安な為)にとって12cmヒールの傾斜は足底と足背に多大なるダメージを与えていた。世の中のギャルは強い……こんな装備で戦っていたのか孫……という気持ちになっていた。脂汗が滲む顔色に恋人が気づく、普段慣れない格好を可愛いと褒めつつ体調どうした?と心配してくれる。交際2年目に突入するくらいの仲だったので、素直に足が痛い死ぬギャルは強いと吐露する。笑う恋人。

 

 

 

  「ほら」と背中に乗るように屈んでみせた。ミニスカートでパンツ見えてしまうよ……と思いつつ、靴屋まであと3分の距離を彼の背中に乗っていきましたとさ。若いうちにしかできない(人目が気になる)思い出です。身長186cm体重75kgサッカー部の彼、元気していますか……相変わらず私はギャルのような精神も強さもないのでヒールが履けません。素敵な女性の子どもでも背負って良いパパになっている事を想像してます。家族が欲しいと願ってた貴方ならきっと大丈夫ですよ。