夜鷹のカッツェ

後藤カッツェの独り言

ぎゅうぎゅう

満員電車ですし詰めにされて異性と密着祭りなのに、恋に発展しないのはおかしい。

 
 
こんなに身体は近いのに、心は遠く別のところにあるんだね。
 
 
ゆきずりの恋だってそんな感じ、
 
今日すし詰めになった異性と明日は会えないもんね。
 
 
人波に押し潰されて吐息が漏れる声も車両から出てしまえば、乗り換えに急ぐ革靴の騒音に掻き消されてしまいます。
 
 
さようならも無い電車の中で今日も祈るように目を閉じるサラリーマンを見て思う。
 
 
望む目的地はそれぞれ違うけれど、今日も一日頑張ろう。明日は花金。
 
 
私が道端に酔って倒れていたらよろしくね。
 
 
今日も明日も電車に揺られて、私はこれからどこに行くんだろうな〜と目的地以外の将来の事に思いを馳せる。
 
夜鷹のカッツェは陽を見れるかな。青々しい芝が私の庭にも生えてくれるかな。
 
電車の中って暇。
 
特に満員電車は手の可動域が減るから余計に暇。
 
 
暇とか言ってたら人の雪崩に巻き込まれたよ。
 
 
常に注意深く足に力をいれろ!と神様に叱責された気がしますのでがんばります。