ダーツはしないのに何故かダーツBARに入り浸っている孤独の年増です。
対人恐怖症というか酒無しで初対面の人と話すのが苦手で、久しぶりにイベントに参加した事によるストレスを酒で解消してきた。
何かしら自分にとって嫌な事、自己嫌悪に陥る事案があると居酒屋でベロベロに飲むことが多い。確定申告の還付金も入ってきたからなんだ調子こいて３軒梯子して見事壊滅。
一軒目で瓶ビール4本くらい飲んでた。調子良く飲んでお酒がまわり、一杯＋50円で子ども食堂に寄付できるメニューも付けて飲みまくる。飲み代ぜんぶ子ども食堂に入れた方がいいのにね。
終電ギリギリまで飲んでいたら元気になってきたので終電を意図的に逃す。老後資金も貯めてないのに舐めた飲み方をする。老後は塩を舐めて生活するか雑草食って生きていくかもしれない。知ったことか、今は酒に溺れたいのだ。
２軒目はラフなカウンターBARに入った。ジンソーダとウイスキーストレートを飲む。大したメニューが無かったので萎える。初対面の人同士で会話を楽しむような店であった。私は美味い酒をお勧めされて飲みたかった。ハズレを引いてしまったがために3軒目を探す。もう既にできあがっている。飲酒量が増えるとふと思い出すお店がある。ダーツとカラオケが楽しめるBARだ。1年前くらいに泥酔して雑居ビルのネオン看板に貼り紙(お店やってるよ〜)と書いてあるのが気になったから入ってから気に入っている店だ。移転した直後だったようで、場所が分かりづらいため貼っていたそうだ。
本日もベロベロになって入店、前回酒を飲むとエッチになる友達を連れて行った頃にいたスタッフがいた。顔全然覚えていなかったが、相手から前回のエピソードを言われるとだんだん見た気がしてきた。友達が前回他の客に絡んだ事を改めて謝ってから乾杯。金無いけれどお店の人にもお酒を出すタイプの人間。他の団体客は若いなぁと見ていると、1軒目の店が入っているビルにある他店の人らしい。お仕事終わりにみんなで飲みにいくとか仲よしだなぁ…20代の子らが元気に歌ってダーツしてる姿をつまみに酒を飲む。隣に20歳の男の子が座ってきたから一緒に話す。14歳も違うとか笑う。若いね〜アルバイトも大学もちゃんと行ってて偉いね〜〜と年増トークをしまくる。
バーテンダーは35歳だったので、最年長回避。20歳の子がニコニコ話してて可愛いな。何が楽しくて初対面の年増と笑顔で話せるのか謎である。35歳の人が2軒目の店にいた男からLINEが来たらしく、飲み屋の世界は狭いなと感じた。綺麗な女の人が飲んでた〜みたいな内容が来たらしい、ほんとかよ嬉しいな。酒が美味い。オーナーさんは早上がりしたそうで、35歳の子と20歳の子らと話した。35歳の本業が不動産屋らしいので、不動産屋の偏見あるあるを言うなど失礼な事を言いながら酒を飲む。ツーブロックだよねとか女の扱い上手そうみたいな話をする。酒癖の悪い女の居場所はこういう店なのかもしれない。
3時過ぎあたりオーナーがやってきた。35歳の人がカッツェ来てるよとLINEしたら来てくれた。わざわざありがとございます…とオーナーの年齢は知らないけど、同年代でしょう。
団体客は帰っていた、20歳の子にお話ししてくれてありがとう1限頑張ってね〜と話して解散。そこからはずっとオーナーのカラオケを聴く、私がV系好きだからずっと歌ってくれた。カラオケを肴にウーロンハイを5〜６杯飲む。4時になったから35歳のバーテンダー終業、私も帰るかと思ったが何故かオーナーさんがまだいて良いよとなりずっとカラオケを聞いてた。時間大丈夫ですか？と聞くとオーナーだから何とでもなるとのこと、オーナー強い。
7時くらいになって解散、何でそんな遅くまで一緒に飲んだか謎な時間だった。会計1万円、遅くまで飲んだのに破格だな…とホストクラブより安い。またベロベロになったら飲みに行きます〜と言ってサヨナラしました。帰りに酒買いにコンビニ寄ったらまた再会して笑った。世の中狭い。
20歳の頃から居酒屋、バーに行ったが家庭持ってなさそうな妙齢女性が酒場に入り浸ってる姿を見かけた。酒乱で目が座ってるような人ばかりであったが、まさか私もその種族になるとは思ってもみなかった。当時付き合ってた男と結婚して家庭を持てると疑いもしなかった。夜まで二日酔いしてトイレで吐きまくっている。猫も心配しに来ない、いつものことだからでしょう。
孤独な年増を酒場で見かけても、生やさしい目で見守ってください。危害は加えませんアルハラもしないのでお許しください。美人言われて調子こいてます。許してください、酒場でしか言われないので勘違いはしていません。わきまえた女かつ都合のいい女代表なので、勘違いしません。でも嬉しかったな…また酒が抜けたらまた酒を飲もうかな忘れ酒。
