夜鷹のカッツェ

後藤カッツェの独り言

猫からの信頼が痛い

 アラームで起きることが無くなった。猫が定刻通りに起こしに来てくれるから、子猫も食事時間を察したのか3時代から6時30分あたりに本日鳴いてくれるようになりました。偉い。理想は6時〜6時30分ですが、猫たちの生活習慣もあるので起こす時間はまばら。4時〜6時30分あたりといったところでしょうか、長女すずしろ先輩はかなり暴力的な起こし方で私を起こす。本日ベッドよりやや離れた戸棚から一直線ジャンプにて私の胸部に着地、体重5kg代が突進してきたので私の胸部もよく耐えた思う。眠気まなこでもすずしろ先輩が助走を(腰をふりふり)しているのが見えたので無意識ながらも気を胸部に集中させた事で耐えたのかもしれない。呪術師は無意識に魂をガードできるように、猫飼い下僕も猫からの真っ直ぐな愛情(暴力)に無意識に身体をガードできるようになっているのだ。


 私はやや不眠症なので、3時に目覚めていたりと猫の生活リズムを崩す生活をしていた。すずしろ先輩が起こしに来ても「なんだ、起きてるじゃないの」という感じで去っていく事も多く暴力的なアラーム猫ちゃんとして役割をしばらくお休みしていた。本日はやっとすずしろ先輩の問答無用なジャンプによる胸部圧迫により低気圧の中でもさっぱりと起きることができた。ツンからのデレにて、目覚めたらたいそう喜ぶ。普段のクールな女の子がゴロゴロ涎も少し出ちゃうほど甘えてくるなどデレがすごく。ツンデレ具合にどんな痛みにでも耐えられそうなほどに調教をされているよう。


 信頼が無いと猫から起こしてもらえないのでこれから睡眠リズムを整え、胸筋と腹筋も鍛えておきたい。時には何度も棚から腹筋へと落ちてきたり、腹筋から棚へジャンプするなど私を起こすレパートリー(暴力)が多様化しているので猫飼いは耐えられる肉体を身につけるべきなんだなと何年も猫と暮らしてきて初めて思う事案。すずしろ先輩の愛を真っ向から受け入れる。ただまだ痛い時もあるから許してな……。