夜鷹のカッツェ

後藤カッツェの独り言

充実人生

 テレビを観ていたら持ち家を売却した後も賃貸料支払うだけで住み続けられるプランを見かけた。充実人生みたいなプランの名前だった気がする。そのまま住み続けられるメリットと借り主を探す手間やら買い取った物件を手直ししなくていいメリットがあってwinwinなプランであると最近思うようになってきた。物を持っていても処分に困るものだ、自分が死んでからの事を考えると後始末がとても億劫なものだなと思う。ライフラインの契約解除やら保険の手続きや会社に連絡など関係する他者が多いとやる事が多くなる。

 

 終活という言葉を普通に生活していく中でも聞くようになってきた。人生の後始末を綺麗にできたらいいなとなぜ思うんだろうかと今ふと思った。死んでからの後なんてもう関係ないからどうだって良くないかなと思う。多分私が独身で家庭を持っていないからそういう事になる。大切な人に迷惑をかけずにいきたいものだろう。こんな事言ってるけど旅行先のホテルなど綺麗に使うタイプです。家族がいなくても今世にいる人に迷惑をかけたくないってきっと私も思うんだろう。現に私もなるべく後処理がないように生活していきたいと思っている。孤独死間近になったら家中にブルーシートを敷き詰めるか私服を死体処理袋に変えて行きたい。新たなインテリア・ファッションジャンルを確立していこう。

 

 今年相続人がいない遺産の額が過去最高らしい。引き受ける人がいなければ国のものになるらしい。伝染病の放置具合からして狙っているのかなんて邪推する朝を今日をいきましょう。