夜鷹のカッツェ

後藤カッツェの独り言

子猫の命を預かった

 Twitterを見ていたら、子猫が自宅の軒下に入ってしまって保護したのはいいものの自宅で飼えないというツイートを見つけた。Twitterで子猫などの里親募集を行うと虐待目的で欲しい事を隠して欲しいと言う人もいれば子猫のその後を伝えず音信不通になってしまう人もいる。連絡がつかないから里親の家に行ったら引っ越していた事例もあるので、里親の選考というものはかなり慎重に選ばないといけないものである。保護主も悲しい思いをするが、猫自体の生命に関わるお話でツイート見かけた時に子猫をお風呂で泳がせたり衰弱させて殺してタオルに包んで外に連れ出す様子をツイートしていた人を思い出した。警察は事件にならないと動かないので、私は何とか変な輩に子猫の行き先が困っているのを知られたくないという気持ちになっていた。


 私の家からわりと遠い距離にお住まいであったが、この時期子猫が生まれるので保護団体はどこもかしこも大忙しなのはブログを見ているとわかる。安易に最寄りの保護猫団体を紹介するのも無責任ではないかと思った。ちょうど現住猫達の保護団体の譲渡会があり、挨拶した帰りに見つけたツイートであったので運命を感じたのかもしれない。迷ってる間にこの子猫が悪い人に見つかる前に……と気持ちでいっぱいになった。私自身心身の不調があり余裕は無い状況でしたが、自分の事だけ考えて結果小さな命が弄ばれたら嫌だという気持ちが強く出た。同居人と少し揉めました、保護団体から譲渡される子と違って感染症のリスクも高いし性格もわからないので仕方ない。迷ってる時間は無いと思って自分の主張を押し倒して子猫を譲っていただけないかとリプライした。


1週間後に保護主さまの家まで迎えに行き(同居人が運転してくださってまじ感謝)、子猫を譲り受ける。



小さな小さな身体なのに一生懸命シャーして可愛いったらありゃしない。人見知りせずに私達に警戒もすぐに解かれたのは保護主さまの愛情があってこそ、大人しく私たちの車に揺られてくれました。ただ、ノミダニや寄生虫関連で我が猫様に感染したら先住猫ずに迷惑がかかるので、行きつけの動物病院に電話。電話が繋がると本日の予約はいっぱいだけど、ノミダニ寄生虫の薬だったら処方できるとのことでいただく。最寄りの動物病院は予約いっぱいだったので次の日に予約をする。行きつけの動物病院は子猫の状況を電話で伝えるとアドバイスをくださり本当に助かった。私自身野良猫の子を家に連れて行くことは過去にあったけれどすぐに猫達に会わせたりと良い対応では無かったので専門の方に聞く事ができて感謝。



 ブロードラインというノミダニ駆除剤は首元に垂らし1日で効くそうで、貰ってすぐ投与。動物病院も感染対策にシビアである。ダニを媒介して人への被害の報告もあるので大変だから野良猫の診察を断る病院もある。行きつけの動物病院は野良猫の子猫はあまり診たくなさそうであった。予約した動物病院は事前にお話したこともあって診てもらえて良かった。下痢気味で感染症を心配したが、食事内容(猫用ミルクで食事をふやかす)を変えてロイヤルカナンの子猫前期をあげましょうということになった。ロイヤルカナンに変更したら瞬く間にうんちを形成した。獣医すごい。子猫は元気。



 もう少し成長したら猫の感染症を予防するワクチン接種と血液感染症の有無の検査をする。何も無かったら本格的に先住猫ずと少しずつ距離を近づけていきたい。子猫の社会性を身につける時期を1人部屋で過ごしてもらって誠に申し訳ないのだが、私の長女すずしろちゃんが繊細なもので仕方ない。猫を多頭飼いする際は先住猫を優先しなければなりません。一度私は過ちを犯しており、チビという猫の命を失いました。これは一生かけて忘れてはならないし償う必要がある話です。チビが最愛だったのに、ジャック君を溺愛した結果チビはFIPになったと私は思っています。ストレス誘因があるので、今回すずしろちゃんとまちゃんがストレスないように新入りと関われるように努力していく。


 知識さえあればチビは天寿を全うできたかな?ジャック君ももっと長生きできたかなと最初の猫の由美ちゃんも早死にしなくて良かったのかなと後悔しかないけれど、今の2匹に加えて新しい子猫ちゃんも保護主様から預かった命を守りたい。

知識を身につけるために今アニマルプラネットで猫ヘルパーを復習。外散歩以外のものはとても活用できる内容なので、頭に入れて猫達と関わって猫と人と最良な人生を過ごしていきたい。



 子猫はどんどん大きくなって1日1日でできる事がどんどん増えていってとても元気がもらえます。猫を飼う時はペットショップよりまず先に譲渡会を訪れてみてください。良い出会いと団体さんの良いアドバイスをいただけます。もし目の前に困っている猫がいたら保護団体か余裕があれば皆さんの優しい手で助けてあげてください。生活に負担が増えるかもしれませんがそれ以上に生活に温かみと幸福感を猫は授けてくれます。受け取る側の精神次第ですけどね。



猫を信じよ、猫を崇めよ。

苦しみ悲しみを救いを乞うなら猫に愛情を捧げよ、されば救いが見つかるであろう。




猫を崇める宗教団体作りたいので信者は常時募集中です。



会員費はあなたの時間(^O^)




それ以外はあなた次第